海南市議会 > 2020-02-27 >
02月27日-01号

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  1. 海南市議会 2020-02-27
    02月27日-01号


    取得元: 海南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    令和 2年  2月 定例会               令和2年           海南市議会2月定例会会議録                第1号           令和2年2月27日(木曜日)-----------------------------------議事日程第1号令和2年2月27日(木)午前9時30分開会日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期決定の件日程第3 諸般の報告日程第4 議会改革に関する件日程第5 議案第1号 海南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第2号 海南市印鑑条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第3号 海南市公民館条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第4号 海南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第5号 海南市農林水産事業分担金等徴収条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第6号 海南市営住宅条例等の一部を改正する条例について日程第11 議案第7号 海南市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第8号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第9号 令和元年度海南市一般会計補正予算(第7号)日程第14 議案第10号 令和元年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第15 議案第11号 令和元年度海南市介護保険特別会計補正予算(第4号)日程第16 議案第12号 令和2年度海南市一般会計予算日程第17 議案第13号 令和2年度海南市国民健康保険特別会計予算日程第18 議案第14号 令和2年度海南市後期高齢者医療特別会計予算日程第19 議案第15号 令和2年度海南市介護保険特別会計予算日程第20 議案第16号 令和2年度海南市地域排水処理事業特別会計予算日程第21 議案第17号 令和2年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第22 議案第18号 令和2年度海南市港湾施設事業特別会計予算日程第23 議案第19号 令和2年度海南市水道事業会計予算日程第24 議案第20号 令和2年度海南市病院事業会計予算日程第25 議案第21号 岡田排水ポンプ場整備工事請負契約締結について日程第26 議案第22号 岡田排水ポンプ場整備(機械・電気設備)工事の請負契約締結について日程第27 議案第23号 市道路線の認定について日程第28 議案第24号 市道路線の廃止について日程第29 議案第25号 海南市教育委員会教育長任命の同意について日程第30 議案第26号 海南市教育委員会委員任命の同意について日程第31 議案第27号 海南市公平委員会委員選任の同意について日程第32 議案第28号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第33 議案第29号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第34 議案第30号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第35 議案第31号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第36 議案第32号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第37 議案第33号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について-----------------------------------本日の会議に付した事件議事日程に同じ-----------------------------------出席議員(18名)      1番  橋爪美惠子君      2番  瀬藤幸生君      3番  森下貴史君      4番  中家悦生君      5番  和歌真喜子君      6番  岡 義明君      7番  黒原章至君      8番  上村五美君     10番  川口政夫君     11番  東方貴子君     13番  宮本憲治君     14番  磯崎誠治君     15番  栗本量生君     16番  川端 進君     17番  川崎一樹君     18番  米原耕司君     19番  榊原徳昭君     20番  宮本勝利君欠席議員(1名)     12番  片山光生君-----------------------------------説明のため出席した者   市長            神出政巳君   副市長           伊藤明雄君   教育長           西原孝幸君   病院事業管理者       若宮茂樹君   総務部長          岡島正幸君   くらし部長         瀬野耕平君   まちづくり部長       川村英生君   会計管理者兼出納室長    森下順司君   教育次長          橋本伸木君   消防長           杖村 昇君   水道部長          塩崎貞男君   企画財政課長        中野裕文君-----------------------------------事務局職員出席者   事務局長          宮井啓行君   次長            小柳卓也君   専門員           樫尾和孝君   係長            杉本浩慶君-----------------------------------                           午前9時30分開会 ○議長(川崎一樹君) おはようございます。 ただいまから令和2年2月27日招集の令和2年海南市議会2月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 議員各位並びに当局の皆様には御出席頂き、誠に御苦労さまでございます。----------------------------------- △市長挨拶 ○議長(川崎一樹君) 日程に入るに先立ち、市長から本定例会招集の挨拶の申出を受けておりますので、これを許可いたします。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 皆様、おはようございます。 本日ここに令和2年度予算案を初め諸案件について御審議をお願いするため海南市議会2月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には公私ともに御繁忙の中御参集賜り、厚く御礼申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症について御報告申し上げます。 感染拡大が懸念される中、本市では、1月24日に海南市新型コロナウイルス連絡調整会議を開催し、さらに、和歌山県内でも2月13日に患者の発生が確認されたため、同日、海南市新型コロナウイルス対策本部を立ち上げ、今後の対応策等の協議を行ったところであります。 その後、市では県の記者発表、報告のたびに関係者会議を行っております。また、一昨日の厚生労働大臣による政府の基本方針の発表を受け、3月中旬までの市主催の開催予定行事等については中止とし、今後も市民の皆様の不安感の払拭と感染防止について、国や県、関係機関等と緊密に連携しながら対応してまいります。 さて、全国的に少子高齢化が進み、人口減少社会に突入している中、全市では平成27年度に第1期総合戦略を策定し、様々な政策を展開してまいりました。本年度は第1期戦略の最終年度に当たり、その総仕上げに取り組むとともに、一定の人口減少を受け入れつつ、現在と将来の社会的変化も見据えながら、第2期戦略の策定を進めています。 今後もこれまでの成果に加え、「多様な人材の活躍を推進する」や、「関係人口の創出・拡大」といった新たな視点を踏まえ、活力あふれる持続可能な地域を目指し、取り組んでまいります。 また、令和2年度では、完成を待ち望んでいました市民交流施設海南nobinos」が4月19日、旧市庁舎跡地に誕生します。誰もが自由に集い、くつろげる施設として多くの皆様に御利用頂けるものと期待しています。 さらに、下津町小南には、農水産物等の販売、地域情報の発信拠点である道の駅や、わんぱく公園では、にぎわう都市公園の整備等、地域の魅力に出会え、未来につながる拠点づくりを進めてまいります。 今後30年以内に発生する可能性が高まっている南海トラフ地震等の大規模災害に対しても万全の備えをし、市民の皆様が生き生きと安心して住み続けられるまちづくりに日々全力を傾注してまいる所存であります。 今後とも、議員並びに市民の皆様の御支援、御協力を切にお願い申し上げ、招集の御挨拶といたします。 ○議長(川崎一樹君) 挨拶が終わりました。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(川崎一樹君) これより日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。 会議録署名議員に   8番   上村五美君   10番   川口政夫君   14番   磯崎誠治君 以上3人の方を指名いたします。 よろしくお願いいたします。----------------------------------- △日程第2 会期決定の件 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第2 会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月23日までの26日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって今期定例会の会期は本日から3月23日までの26日間とすることに決しました。----------------------------------- △日程第3 諸般の報告 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第3 諸般の報告を行います。 まず、私から報告いたします。 昨年の11月定例会以降、本定例会までの間に出席いたしました全国高速自動車道市議会協議会第46回定期総会並びに全国広域連携市議会協議会第72回理事会及び第51回総会については、本日お手元に配付の資料のとおりであります。なお、会議の詳細につきましては、事務局で御覧頂きたいと思います。 次に、事務局から報告させます。 宮井事務局長 ◎事務局長(宮井啓行君) 報告いたします。 令和2年2月20日付海総総第702号をもって、市長から議長宛てに議案第1号 海南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について外32件の議案の提出がありました。提出された議案は、既にお手元に配付されているとおりでございます。 次に、監査委員から議長宛てに令和元年12月25日付海監第291号、令和2年1月27日付海監第310号、令和2年2月25日付海監第331号をもって現金出納検査の結果に関する報告がありました。また、令和2年2月25日付海監第332号をもって定期監査の結果について報告がありました。 各報告書につきましては、その写しを本日議席に配付いたしてございます。 以上でございます。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- △日程第4 議会改革に関する件 ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第4 議会改革に関する件を議題といたします。 委員長から、閉会中の特別委員会の活動状況について報告を願うことにいたします。 議会改革特別委員会委員長 榊原徳昭君  〔議会改革特別委員会委員長榊原徳昭君登壇〕 ◆議会改革特別委員長(榊原徳昭君) おはようございます。 議会改革特別委員会の閉会中における活動状況について御報告いたします。 委員会は、去る1月15日、2月5日、2月18日の3回開催し、議員政治倫理条例について協議いたしました。 議員政治倫理条例の条文(素案)についての協議結果を報告いたします。 まず、政治倫理基準については次のとおりとなりました。 議員は、次に掲げる政治倫理基準を遵守しなければならない。 (1)常に市民全体の利益の実現及び福祉の向上を目指して行動すること。 (2)市が行う許可及び認可並びに指定管理者の指定又は請負その他の契約及び補助金等の交付の決定に不正に関わらないこと。 (3)市の職員の採用、昇任、降任、転任その他の人事に関し、公正を害する行為をしないこと。 (4)その地位を利用して嫌がらせをし、強制し、又は圧力をかける行為その他人権侵害のおそれのある行為をしないこと。 (5)発言又は情報発信を行うときは、公人としての自覚及び責任を持って行い、他人の名誉を毀損し、人格を損なう一切の行為をしないこと。また、第三者をして同様の行為をさせないこと。 (6)その地位を利用して金品の授受をしないこと。 (7)市等の職員の公正な職務の執行を妨げ、その職務権限を不正に行使させるような働きかけをしないこと。 (8)法令等を遵守し、議会及び委員会の決定事項並びに議会の申し合わせ事項を誠実に守ること。 次に、審査請求については次のとおりとなりました。 地方自治法(昭和22年法律第67号)第18条の規定により当市に選挙権を有する者(以下「有権者」という。)は、議員が政治倫理基準に違反する疑いがあると認められるときは、当該議員が政治倫理基準に違反する疑いがあることを証する資料を添え、次に掲げる連署をもって、議長に対し、審査の請求(以下「審査請求」という。)をすることができる。 (1)議員以外の有権者にあっては有権者の総数の50分の1以上の者の連署 (2)議員にあっては議員定数の12分の1以上の者の連署 2 前項第2号に掲げる連署は、2以上の異なる会派(会派に属さない議員については、まとめて1つの会派とみなす。以下同じ。)に属する議員によるものでなければならない。 3 審査請求は、政治倫理基準に違反すると認められる事実があった日から起算して1年以内に行わなければならない。ただし、議長が特別な事情があると認めるときは、この限りでない。 次に、審査会の会議については次のとおりとなりました。 審査会の会議(以下「会議」という。)は、委員の半数以上が出席しなければ開くことができない。 2 会議の議事は、出席委員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、委員長の決するところによる。 3 会議は公開とする。ただし、委員長は会議に諮って非公開にすることができる。 4 審査会は、審査対象議員に審査会への出席を求め、弁明の機会を与えなければならない。 5 審査会は、審査対象議員その他の者に対し、事情聴取、資料の提出要求その他の必要な調査を行うことができる。 次に、議員の協力義務については次のとおりとなりました。 議員は、審査会からの求めに応じ、審査に必要な資料を提出し、又は会議に出席して、意見を述べなければならない。 次に、その他審査会に関する事項については次のとおりとなりました。 前3条に定めるもののほか、審査会に関する事項は、海南市議会委員会条例(平成17年海南市条例第165号)及び海南市議会会議規則(平成17年海南市議会規則第1号)に規定する委員会の例による。 次に、審査結果の報告については次のとおりとなりました。 審査会は、当該審査請求の審査を終了したときは、速やかにその結果を議長に報告しなければならない。 2 審査会は、審査対象議員政治倫理基準に違反する事実があると認められるときは、前項の規定による報告に次のいずれかの措置を講じるべきかの意見を添えなければならない。 (1)議員辞職の勧告 (2)議会内での役職辞任の勧告 (3)この条例の規定を遵守させるための警告 (4)その他必要と認める措置。 次に、審査請求の棄却については次のとおりとなりました。 議長は、審査会から棄却すべき旨の報告を受けたときは、当該審査請求を棄却する。 次に、審査対象議員に対する措置については次のとおりとなりました。 議長は、審査会からの報告に基づき、政治倫理基準に違反したと認められる議員に対して、議会の名誉と品位を守り、市民の信頼を回復するため、必要な措置を請じなければならない。 次に、公表については次のとおりとなりました。 議長は、審査の結果を公表しなければならない。 次に、議長の職務代行については次のとおりとなりました。 議長が審査会の審査対象議員となったときは副議長が、議長及び副議長がともに審査対象議員となったときは議会運営委員会委員長議会運営委員会副委員長、年長議員の順で、この条例による議長の職務を行うものとする。 次に、委任については次のとおりとなりました。 この条例の施行に関し必要な事項は、議長が別に定める。 以上が、協議を終えた部分となり、全議員に議員政治倫理条例(素案)の中間報告を行うため、議長に全員協議会の開催を依頼いたしました。 なお、議員タブレット端末を導入した場合の効果について協議しましたが、タブレット端末に不慣れな議員もいるため、具体的な協議を進める前に全議員を対象としたタブレット端末体験会を開催してはどうかということを議会運営委員会に提案することとなり、2月20日の議会運営委員会へ以上の内容を提案いたしました。 以上、委員会の調査の概要を申し上げ、閉会中の活動状況の報告といたします。 以上です。 ○議長(川崎一樹君) 報告が終わりました。 これより、委員長報告に対する質疑を行います。 御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 これをもって議会改革に関する件を終わります。----------------------------------- △日程第5 議案第1号 海南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第37 議案第33号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意についてまで ○議長(川崎一樹君) 次に、日程第5 議案第1号 海南市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第37 議案第33号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意についてまでの33件を一括して議題といたします。 市長に提案理由の説明を求めます。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕
    ◎市長(神出政巳君) それでは、改めまして今回御審議賜ります諸案件について御説明申し上げます。 まず、議案第12号の令和2年度一般会計予算案の主な内容について、総合計画で掲げた政策目標に沿って御説明申し上げます。 第1に「快適なくらしを支える」について。 道路・交通網の整備では、小野田28号線の整備など、道路橋梁費の総額として10億5,700余万円を計上しているほか、地域公共交通協議会事業に3,900余万円を計上しております。 また、河川・排水路の整備では、岡田地区浸水対策築地排水ポンプ場の整備など、河川費の総額として11億5,300余万円を計上しています。 このほか、(仮称)中央防災公園整備事業に2,400余万円、海南駅東土地区画整理事業に4億5,000余万円、ストックヤード整備事業に2億4,800万円、水の安定供給に向けて導水管更新事業等を行う水道事業会計への繰り出しに1億2,100余万円など計上しています。 第2に「まちの元気をつくりだす」について。 農林水産業の振興では、道の駅整備事業に5億4,700余万円、地域おこし協力隊事業に1,700万円、有害鳥獣対策事業に1,900余万円のほか、農業基盤の整備として、孟子地区の農地造成に1,400万円、原野東原ノ代農道の整備に1,400万円など計上しています。 また、商工業の振興では、地域おこし協力隊事業に800万円、店舗リフォーム工事補助事業に300万円など、観光の振興では、鈴木屋敷再生復元等支援事業に1,600万円、地域おこし協力隊事業に400万円、亀池公園整備事業に2,000余万円など計上しています。 第3に「心豊かな人を育む」について。 学校教育の充実では、学校施設長寿命化計画策定事業に1,000万円、巽小学校整備事業に1,400余万円、読書活動推進事業に700余万円など計上しています。 また、文化の振興では、市民交流施設運営事業に1億3,800余万円、市民会館撤去事業に5,900余万円、スポーツの振興では、総合体育館等整備事業に2億4,200余万円、東京2020オリンピック聖火リレー事業に400余万円など計上しています。 第4に「安心なくらしを守る」について。 社会福祉の充実では、生活困窮者自立支援事業に1,300余万円、障害者に係る自立支援給付事業に12億1,800余万円、生活保護扶助事業に7億7,200余万円など計上しています。 児童福祉の充実では、民間保育所等施設整備事業に1億4,900余万円、学童保育事業に1億3,900余万円、子ども医療費助成に1億6,600余万円など計上しています。 また、高齢者福祉の充実では、介護保険特別会計への繰り出しに10億5,100余万円、配食・訪問理髪サービス等高齢者生活支援事業に400余万円など、保健・医療の推進では、予防接種事業に1億1,900余万円、がん検診事業に1億2,400余万円などを計上しているほか、国民健康保険特別会計で6億1,900余万円、後期高齢者医療特別会計で10億5,700余万円の繰出金を計上しています。 第5に「まちの安全を確保する」について。 防災・減災対策の推進では、防災情報システム整備事業に2,700余万円、避難所井戸等整備事業に1,200余万円、防災行政無線デジタル化事業に1億8,000余万円、津波避難場所等整備事業に3,800余万円、ため池の防災減災対策に5,600余万円、住宅耐震化等促進事業に3,100余万円などを計上しています。 また、消防・救急体制の充実では、消防本部車両の整備に9,300余万円、消防団施設の整備に3,800余万円、消防団車両の整備に4,200余万円など、防犯・交通安全対策の推進では、防犯灯設置等補助事業に1,600余万円、防犯カメラ設置補助事業に100万円など計上しています。 最後に「持続可能な行財政運営」では、総合計画策定事業に400余万円、ふるさと海南応援寄附金事業に1億1,500余万円、家屋実態調査事業に7,900余万円、証明書コンビニ交付事業に700万円など計上しています。 以上が主な内容であります。 令和2年度の予算編成に当たっては、持続可能で安定した財政運営を念頭に、財源の確保と経常経費の抑制に努め、総合計画に掲げる「住みやすいまちづくりプロジェクト」として、(仮称)中央防災公園、道の駅の整備等の重点施策への集中投資を図るとともに、人口減少などの課題に対応するための施策を着実に推進するなど、住み続けたい、住んでみたいと思えるまちづくりに重点的に予算を配分したところであります。 結果として、令和元年度と比較し、6億8,660万2,000円、2.6%の減となり、一般会計総額で252億8,276万3,000円となりました。 なお、これらの財源といたしましては、市税や地方交付税、国・県支出金、市債など、見込み得る額をそれぞれ計上しております。 次に、条例議案等について御説明申し上げます。 まず、議案第1号は、学校運営協議会の委員報酬の額を定めるため、議案第2号は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、印鑑の登録資格を改めるため、議案第3号は、塩津公民館を設置するため、議案第4号は、国民健康保険税の課税額の見直しを行うため、議案第5号は、土地改良法施行令の改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、議案第6号は、保証人制度の廃止及び認知症である者等に係る収入申告義務の緩和等を行うとともに所要の改正を行うため、議案第7号及び議案第8号は、地方自治法の改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、それぞれ条例の改正をお願いするものであります。 次に、補正予算案について御説明申し上げます。 議案第9号の令和元年度一般会計補正予算(第7号)について、歳出の主なものは、ふるさと海南応援寄附金事業に3,800余万円、ため池等災害危機管理対策事業に3,500万円、地籍調査事業に1億1,600余万円、海南駅東土地区画整理事業に2,500万円、小学校及び中学校における学校トイレ整備事業に6,800余万円を計上するなど、総額3億6,777万円の増額補正をお願いするものであります。 なお、これらに要する財源といたしましては、国・県支出金、市債、寄附金等を充当しています。 そのほか、諸般の事情により年度内に完成できない事業20件について繰越明許をお願いするものであります。 次に、議案第10号の令和元年度国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、療養給付費等に係る負担金に2億5,000万円、国民健康保険基金への積立てに1億円、総額3億5,000万円の増額補正をお願いするものであります。 次に、議案第11号の令和元年度介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、介護給付費準備基金への積立てに2億円、国・県支出金等の精算に伴う返還金に1億2,300余万円など、総額3億2,417万6,000円の増額補正をお願いするものであります。 そのほか、諸般の事情により年度内に完成できない事業1件について繰越明許をお願いするものであります。 次に、令和2年度各会計の当初予算案でありますが、議案第12号の一般会計予算案については冒頭に御説明申し上げたとおりであります。 また、議案第13号から議案第18号の6議案は、各特別会計の令和2年度当初予算案であり、総額149億4,605万6,000円となっています。 次に、議案第19号の令和2年度水道事業会計予算案は、収益的収支として、収益で11億4,389万1,000円、費用で10億9,820万4,000円を計上しています。 また、資本的収支では、収入で8億4,134万1,000円、支出で12億4,722万6,000円を計上していますが、不足する4億588万5,000円は、損益勘定留保資金等で補填する予定であります。 なお、主な建設改良事業として、浄水施設等改良費が4億9,500余万円、配水設備改良費が2億7,700余万円、下津水道施設改良費として1億8,800余万円を計上し、経費の節減を図る中で、安全で安定した水道水を供給するため、必要な施設整備を行ってまいります。 次に、議案第20号の令和2年度病院事業会計予算案は、収益的収支として、収益で40億8,651万6,000円、費用で40億8,399万3,000円を計上しています。 また、資本的収支として、収入では、企業債及び一般会計からの出資金等で2億3,109万5,000円、支出では、器械備品等の購入費、企業債や長期借入金償還金等で3億4,485万5,000円を計上しています。 県において、地域医療構想に係る協議が進められておりますが、機器の更新など必要な体制整備を行いながら、引き続き急性期病院として地域医療の確保と安定した経営体制の確立に努めてまいります。 次に、議案第21号及び議案第22号は、岡田排水ポンプ場整備工事に係る請負契約の締結についてお願いするものであります。 次に、議案第23号及び議案第24号は、市道路線の認定及び廃止についてお願いするものであります。 次に、議案第25号は、教育委員会教育長の任命について、次に、議案第26号は、教育委員会委員の任命について、議案第27号は、公平委員会委員の選任についてそれぞれ御同意をお願いするものであります。 次に、議案第28号から議案第33号は、固定資産評価審査委員会委員の選任について御同意をお願いするものであります。 以上が、提出いたしました各議案の概要であります。詳細につきましては、議事の進行に従い御説明申し上げますので、何とぞ御審議の上、御可決、御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(川崎一樹君) 提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています議案第1号から議案第33号までの議事は延期し、後日審議いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日2月28日から3月2日までの4日間、議案精読のため休会し、3月3日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。                           午前10時4分延会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。  議長   川崎一樹  議員   上村五美  議員   川口政夫  議員   磯崎誠治...